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07_出版に関するアレコレ

展示会と企業出版:BtoBマーケティングの効果的な戦略

BtoB企業のマーケティング担当者の中には、展示会への出展を検討されている方も多いのではないでしょうか。展示会は新規リードの獲得、既存顧客との関係強化、商品やサービスの認知度向上といった多くのメリットをもたらします。しかし、その一方で、出展には多大なコストがかかることも事実です。

展示会出展のコストと効果

展示会に出展する場合、費用は決して安くはありません。一般的な出展費用の目安として、1小間あたりのブース出展費用は50万円前後、ブースの施工・装飾費は50万~150万円ほどかかります。仮に2小間で出展する場合、総額200万~400万円ほどの予算が必要となるでしょう。

さらに、展示会当日の人件費や運営費用も見逃せません。特に地方から出展する企業にとっては、交通費や宿泊費といった出張費用が大きな負担となります。

また、ブースの装飾に関しても、コストを抑えようとするあまり、簡素なレイアウトにすると逆効果になる可能性があります。同業他社が魅力的なブースを構える中、会議テーブルを置いただけのブースでは、ブランドイメージの向上どころか、かえって企業の印象を損ねるリスクすらあるのです。

展示会の限界と企業出版の可能性

展示会の最大の魅力は、オフラインで直接顧客と対話できることにあります。商談の場として非常に有効であり、見込み顧客の獲得にもつながります。しかし、限られた対面時間の中で、自社の強みや製品・サービスの魅力を十分に伝えるのは容易ではありません。

そこで、展示会の代替または補完として「企業出版」を活用する方法が考えられます。企業出版とは、自社のビジネスや製品・サービスについての書籍を制作・発行することです。展示会と比較すると、企業出版はコストが抑えられるだけでなく、企業の専門性やブランド価値をじっくりと伝えることができます。

展示会では、一度に伝えられる情報量が限られているため、短い商談時間では伝えきれない情報も多いでしょう。一方、書籍であれば、顧客が必要なタイミングでじっくりと読んでもらうことができ、情報を余すことなく届けることができます。

展示会と企業出版の組み合わせが最も効果的

もちろん、予算に余裕があれば、展示会に出展しつつ、会場で書籍を配布するのが最も効果的です。展示会で興味を持ってくれた来場者に書籍を渡せば、その後も企業の情報が手元に残り、より深く理解してもらうことが可能になります。展示会の出展効果を最大限に高めるためにも、企業出版は強力なツールとなるでしょう。

BtoBマーケティングでは、展示会と企業出版の両方をうまく活用することで、より効果的なプロモーションが実現できるでしょう。

 

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編集部・田中

企業出版・商業出版を手掛ける出版社の編集者。 中小企業が出版することによるメリットの大きさ、 本を使ったマーケティングについて伝えたいと思っています。

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