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02_なぜ企業出版なのか

2-2.ヒット作は例外

年間7万点の新刊

日本国内で出版される本の数は、実に7万点に上ります。出版指標年報2022によれば、2021年の新刊点数は、69,052点でした。新刊点数が年々減ってきているとはいえ、7万点とは大きな数字です。
ビジネス書が含まれる社会科学分野に絞ってみると、14,159点です。単純計算で、1ヶ月に1180冊、1日あたり39冊にもなります。本業の片手間で書いた本が、書店の本棚に並べられて、毎日39冊も出版される新刊に棚の場所を譲ることなく、ベストセラーになるのは、どれほど大変なことでしょうか。

1冊あたりの部数

ビジネス書のベストセラーとなれば、100万部を超えることもありますが、多くの書籍は10万部も売れませんし、印刷もされません。新刊の発行部数を見てみると、社会科学分野で297万冊です。単純に発行点数の14,159点で除すと、約2,100冊です。勿論、大手の商業出版では2,000冊しか売れないような本は出版しません。この発行部数には初版で数万部を発行したものも含んでいますから、実際には1,000冊程度しか発行しない書籍の方が多いのではないでしょうか。商業出版でヒット作というのは、例外なんです。誰もが本を出せば、数十万部が約束されているような話ではありません。

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編集部・田中

企業出版・商業出版を手掛ける出版社の編集者。 中小企業が出版することによるメリットの大きさ、 本を使ったマーケティングについて伝えたいと思っています。

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