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07_出版に関するアレコレ

書店営業とは

全国の書店では、主にFAXにて新刊の情報を得ています。最近はオンラインでの情報提供も盛んになってきましたが、メインは未だFAXです。但し、年間7万冊、1日当たり200冊近くの本が出版されていますので、全ての新刊情報に目を通すことは難しいのが現状です。そのため、売れ筋の本を伝えるために「書店営業」というものがあります。

書店営業とは

書店営業とは、出版社(または取次)が、書店を訪問し
・自社商品の店頭在庫状況の確認、欠本があれば補充
・新刊商品の情報提供、発売前の受注
・POPやポスターなどの販促物の提供
など、自社の出版物を、本棚に置いてもらうための営業活動のことを指します。

書店営業の担当者は、ルート営業的に担当書店と長い付き合いになり、自社の出版物の紹介や売れ筋情報を提供したりします。最近では、パートの書店営業も増えており、11時~16時勤務で1日2~3店舗を訪問させるような出版社もあります。

 

書店の仕入れ担当

大手チェーン店でも、売れ筋以外の本は各店舗の仕入れ担当者に任せていることが多いようです。各店の仕入れ担当者に権限がありますので、新刊の紹介をすると、その場で発注してくれることも多々あります。勿論、店舗の端末で類似書籍の売れ筋情報を調べてから慎重に発注する店舗もあります。

 

著者による書店営業

企業出版の場合は、出版社の書店営業が本の紹介で訪問してくれることは少ないでしょう。勿論、大手出版社の企業出版で、プロモーション費用を多く支払っている場合は別ですが。

出版社が書店営業に力を入れていない場合は、著者自身が書店を回る方法もあります。著者自ら書店に赴くことで、FAXとは違う効果があります。「著者としての威厳が…」などと考えなくても良いです。年間7万冊の中から選んでもらうのに、著者の威厳を気にしている場合ではありません。特に、著者が首都圏でなく、地方に根付いたビジネスを行っている場合は、積極的に地元書店を訪問しましょう。地元の人に読んでもらいたいのですから、一番近くの書店に平積みしてもらうことを考えましょう。

なお、書店を自分で訪問する際は、事前に出版社に連絡を入れておきましょう。場合によっては、出版社の担当者が同行してくれるかも知れません。なお、発売後の訪問で、その書店に本が並んでいる場合は、POPを作成していくと喜ばれます(そのPOPが採用されるとは限りませんが)。

 

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編集部・田中

企業出版・商業出版を手掛ける出版社の編集者。 中小企業が出版することによるメリットの大きさ、 本を使ったマーケティングについて伝えたいと思っています。

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